1952-05-13 第13回国会 参議院 農林委員会 第33号
そうしますと、相当に輸入超過になるわけでございますけれども、受取の面で輸出のほかにいわゆる特需というものがございまして、これが年間大体三億三千万ドル、これも四月に特需の契約が多少減りましたが、なお新らしい朝鮮復興の特需とか、或いは東南アジアに対するECA資金による買付等を考えますと、大体年間三億三千万ドル程度は特需として期待し得る、そのほかにこちらにおりまする駐留軍のドル拂い、その他在日外人の消費といつたような
そうしますと、相当に輸入超過になるわけでございますけれども、受取の面で輸出のほかにいわゆる特需というものがございまして、これが年間大体三億三千万ドル、これも四月に特需の契約が多少減りましたが、なお新らしい朝鮮復興の特需とか、或いは東南アジアに対するECA資金による買付等を考えますと、大体年間三億三千万ドル程度は特需として期待し得る、そのほかにこちらにおりまする駐留軍のドル拂い、その他在日外人の消費といつたような
従つてこの中で相当額——これはまつたく想像でありますが、あるいは一億五千万ドルぐらいは、地区的関係から行きましても、日本に特需として落ちるのじやないかというふうに想像できますし、それから元のECA資金による東南アジアの開拓というものも、昨年の実績におきましては千五百万ドル程度でございます。
○説明員(井上尚一君) 東南アジア地域に我が国からプラント輸出を続けるにつきまして、当該買手のほうの資金がかなり大きくなければならないという点、誠に御質問の通りでございまするが、今後の方向としましては、当然マーシヤル・プランなりコロンボ・プランなりに応じまして、ECA資金等によりまして東南アジアの各国の購買力の裏付があるということは、今後の方向としまして期待は十分できるかと存じまするが、今日までの段階
その程度外貨予算に織り込んでおりますが、尚、最近伝えられておりますように、向うのECA資金による買付その他はまだ十分に見通しその他の数字がつかめておりませんので、今後情勢がはつきりつかめ次第、或いはその部分について若干の修正を必要とするようになるかと思います。
○野田卯一君 その点については終戦処理費を使わないという原則は池田君も答えておつて、勿論使つちやならぬつと思うのですが、そうすると、ドル手形で拂うということが新聞にも出ておつて、極めて当り前の話だと思うのですが、今の区分中、朝鮮に出す軍需品の買付もECA資金で買付けるものも支拂決済上は余り違つた方法をとつていないと、大体そういうふうに見ておられますか。
○野田卯一君 それから今の朝鮮関係で、ECA資金と朝鮮の軍需とあるのですが、ECA資金で買付けておるものはどんなものですか。
この贈與というものはポスト・アンラ、戰後に行われた救済、それからストツプ・ギヤツプ、これは昨年の四月に行われたマーシヤル・プランの臨時的なもの、それにその後できた経済協力局の資金であるECA資金、これがいわゆる贈與分に相当する。これに相当するものではない。これはいずれわれわれが返さなければならないものなのです。